アムバックの「クレジット・ウォッチ」を解除、アウトルックは「ネガティブ」
掲載日: Mar 13, 2008 16:45 JST
ディック・スミス、ニューヨーク 電話(1) 212-438-2095
アムバック・アシュアランス
据え置き・「クレジット・ウォッチ」解除
AAA 長期カウンターパーティ格付け、保険財務力格付け、金融保証格付け
アウトルック:ネガティブ
(2008年3月13日、東京=S&P)スタンダード&プアーズ12日、米金融保証会社(モノライン)のアムバック・アシュアランス(アムバック)の長期カウンターパーティ格付け、保険財務力格付け、金融保証格付けに対する格下げ方向での「クレジット・ウォッチ」を解除し、「トリプルA」の格付けを据え置いた。また、アムバックのコミットメント・キャピタル・ファシリティーズであるアンカレッジ・ファイナンス・サブトラストI-IV、ダッチ・ハーバー・ファイナンス・サブトラストI-IVの優先株(「ダブルA」)と、同社の持ち株会社であるアムバック・ファイナンシャル・グループの「ダブルA」の長期カウンターパーティに対する格下げ方向での「クレジット・ウォッチ」も解除した。アウトルックは「ネガティブ」である。
「クレジット・ウォッチ」の解除は、アムバック・ファイナンシャルが普通株で12.5億ドル、エクイティ・ユニット(普通株に転換できる証券)で2.5億ドルの合計15億ドルの増資を行ったことを受けたものである。増資で得た資金は、アムバック・ファイナンシャルが流動性維持のために留保する約1億ドルを除き、事業子会社であるアムバックの資本増強に充てられる。今回の増資は、ストレスケースで予想される損失に備えて自己資本を管理するというアムバックの戦略に基づくものである。今回の増資に加え、アムバックが今後6カ月間、証券化案件の新規保証を停止し、資本が下支えされることにより、スタンダード&プアーズがストレスケースで予想する損失額を考慮しても、同社は「トリプルA」の格付けの維持に必要な最低水準の資本を確保できるとみている。
「ネガティブ」のアウトルックは、米住宅市場がさらに悪化するかは不透明で、それにより金融保証会社が必要資本量を正確に把握することが短期的に困難になる可能性があるとのスタンダード&プアーズの見方を反映している。
アムバックの「クレジット・ウォッチ」解除に伴い、同社が保証する証券化案件にも同様の措置が取られた。対象案件の一覧はwww.spviews.com を参照されたい(補足:日本語ウェブサイトwww.standardandpoors.co.jpではトップページ「特集:米国サブプライム問題とその影響」の「海外リリース一覧」に掲載されています)
*本プレス・リリースは3月12日にニューヨークから発信された英語版プレス・リリース「Ambac Assurance Corp. Removed From CreditWatch Negative; Outlook Negative」の翻訳に一部情報を追加したものです。
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