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バーゼルIIにおける内部格付制度の検証に関するオンラインセミナー(その2)を実施

掲載日:    Feb 25, 2008 00:00 JST
コンタクト: ボギー・オズデミル、トロント、電話1-416-507-2572 ロッキー・イエラシ、トロント、電話1-416-507-3208
坪倉省一、東京、電話03-4550-8771
スタンダード&プアーズ リスクソリューションでは、内部格付制度のバーゼルII対応をテーマとしたオンラインセミナー「 Basel II Validation Part II: Conceptual Soundness and Operations」を2月13日に実施した。

プレゼンテーション資料のダウンロード

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今回のセミナーは内部格付制度の検証のうち、設計思想の妥当性(Conceptual Soundness)と運用のモニタリング(Confirmation of Model Operations)に関するポイントを取り上げたものである。

設計思想の妥当性とは、「モデルが意図された通りに機能することが期待されるか」「モデルのアウトプットがその目的と合致しているか」を問うものである。2つの仮想的なモデルをケーススタディとして取り上げ、どのようなポイントが問われるべきかを示している。

  • 定量モデルによるPD値や外部格付けなどの要素を組み合わせて内部格付けを付与するモデル:
      -評価項目のダブルカウントはないか
      -それぞれの要素の時系列的なふるまい(PITかTTCか)に不整合はないか 等
  • 担保種類、債務種類などによって区分された実績回収率の平均値を用いたLGDモデル:
      -モデルのアウトプットはその利用目的と合致しているか
      -それぞれの区分には十分な実績データがあるか、区分の中では十分な均一性があるか
      -平均値の取り方は妥当か、実績回収率の分布が区分によって違っていないか 等

運用のモニタリングに関しては、(1) 規制上の所要自己資本算出だけでなく内部管理にも利用しているか(Use Test)、(2) 格付け付与の手続きが再現可能となっているか(Replicability)、(3) 格付けモデルのアウトプットの書き換えに関するモニタリング(Exception Monitoring)、(4) 適切な運用を示す指標(Key Performance Indicators)について説明している。

前回のセミナーで取り上げたパフォーマンス検証(Outcomes Analysis)とあわせ、これらの分析結果をモザイクのように組み合わせて問題点を浮かび上がらせ、内部格付制度の継続的なレベルアップに結びつけることが内部格付制度の検証の要点であるとして本セミナーを締めくくっている。