マッピング、格付細分化、案件格付に関するオンラインセミナーを実施
掲載日: Apr 23, 2008 15:30 JST
コンタクト: トロイ・ウィリアムズ、ニューヨーク、電話1-212-438-3212 坪倉省一、東京、電話03-4550-8771
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スタンダード&プアーズ リスクソリューションはオンラインセミナー「Evaluating the Effectiveness of Internal Risk Rating Systems」を4月17日に実施し、リスクソリューション ディレクターのトロイ・ウィリアムズが、マッピング、格付段階の細分化、案件格付の導入など、内部格付制度のレベルアップに関するポイントを説明した。
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内部格付制度において外部格付等を用いたマッピングは、内部格付に対するベンチマーキング、デフォルト実績の利用、格付制度の検証やパフォーマンス分析などの目的で広く実行されているものである。本セミナーでは、適切なマッピング結果を得るためには以下のステップが必要であることを示している。
内部格付制度の定性的なレビューにより「設計思想の妥当性」を確認すること
ポートフォリオの特性に応じたベンチマーク(マッピング先)の設定
偏りなく十分な数のサンプルを抽出し、サンプルデータにおける内部格付とベンチマークの対応関係を分析すること
内部格付とベンチマークとでの実績デフォルト率の比較
あわせて内部格付とベンチマークとの間ではデフォルトの定義、観察対象期間、格付記号の意味などに着目し、「異なるもの同士の比較」になっていないようにすることが必要であると説明している。
格付段階の細分化(risk rating refinement)に関しては、格付ごとの債務者数分布や格付とデフォルト率との関係を確認することを主要なポイントとして提示している。
さらにPDに対応した債務者格付とLGDに対応した案件格付の「二次元アプローチ(dual scale system)」を提示している。これはバーゼルIIの内部格付手法の要件に対応しているだけでなく、デフォルトリスクと回収リスクがそれぞれ異なる要因によって左右されていることをふまえると、リスク管理にかかわる意思決定により多くの情報を用いることができるというメリットもあることを示している。(注:北米では、債務者格付のスケールをもとに、案件ごとの担保・保全条件に基づきノッチの上げ下げを行う「一次元アプローチ」が比較的長い間にわたり利用されている。)