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信用格付け

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意見募集、信用力の安定性を明確に格付けの要素として考慮すべきか

掲載日:    Jul 23, 2008 12:00 JST
山岡隆正、東京 電話 03-4550-8719

(2008年7月23日、東京=S&P)スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(以下「S&P」)は、信用力の安定性を信用格付けの一つの重要な要素として考慮するという案に対するコメントを募集すると発表した。今回の提案は、昨今、一部の先端的な仕組み証券の信用力が大きく変動したことを踏まえ、スタンダード&プアーズの格付けの意味を、より投資家の格付けに対する要望と期待に沿ったものにすることを目的としている。

S&Pのマネジング・ディレクター、チーフ・クレジット・オフィサーのマーク・エーデルソンは「今回の提案では、格付けの付与・モニタリングに際し、ほどほどのストレス状況下において、発行体もしくは証券の信用力が通常以上に変化する可能性があるとS&Pが考えているかどうかという点を考慮しようというものである。そのような可能性があると考えた場合、そうでない場合に比べて低めの格付けを付与することになる。今回の変更の提案は、格付けリポートに「what-if分析」(蓋然性の低いシナリオが仮に実現したらどうなるかの分析)を含めるという先に公表した施策の延長線上にあるものである」とその狙いを説明した。

新しい枠組みは、信用力の安定性が例外的に低いとS&Pが考える発行体もしくは証券の格付けに制約を設けることを目的としている。

S&Pでは、今回検討中の変更を実施したとしても、証券化以外の格付けに与える影響はほとんどないと考えている。一方で一部の証券化商品、特にABSのCDO、CPDOやレバレッジド・スーパーシニア・ストラクチャーといった先端的な仕組み証券に、より大きな影響がおよぶと予測している。

エーデルソンは「提案した変更を採用すると決めた場合、半年くらいを目途に実施していく」ことを明らかにした。本提案に対する意見募集の期限は2008年8月6日である。文書による意見はcriteriacomments@standardandpoors.comで受け付けている。

「Request for Comment: Should S&P Explicitly Recognize Credit Stability As An Important Rating Factor?」と題された詳細な英語文書も7月16日発表され、弊社の情報サービス、RatingsDirect、S&Pのウェブサイト(http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/en/us/page.article/2,1,1,4,1204837860148.html) に掲載されている。

*本リリースは2008年7月16日、米国より発信された英語版プレス・リリース「S&P Requests Comments On Proposal To Explicitly Recognize Credit Stability As A Rating Factor」を翻訳したものです。
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