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中小企業クレジット・モデル
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中小企業クレジット・モデルは、スタンダード&プアーズと日本リスク・データ・バンクが共同開発した日本の中小・零細企業を対象とするデフォルト確率算出モデルです。
日本全国をカバーする膨大なデータベースより19万件におよぶ非デフォルトデータと6万件のデフォルトデータをベースに開発され、スタンダード&プアーズの先進的なモデリング技術を用いて評価した本モデルは、売上規模100億円程度の中堅企業から数千万円程度の零細企業まで、幅広い企業の信用力を客観的に捉えるのに最良のツールです。
モデルの入力項目は財務データ2期分だけであり、簡単に利用できるインターフェースとなっています。デフォルト確率のみならず企業偏差値や信用ランクといった多様なアウトプットは、自己査定や新BIS規制、CDO(貸付・債券プール証券化商品)債権プール分析等の業務において用いられ、精度、迅速性、実践性といった観点からユーザーに高い満足をもたらします。
モデルのパフォーマンスは、継続的に日本リスク・データ・バンクの元に集積されるデータに基づき定期的にモニターされ、スタンダード&プアーズのグローバルなモデリング・チームの厳しい評価を受けています。大企業を対象としたクレジット・モデルと併用すれば、与信ポートフォリオの大部分をカバーすることができます。
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モデルの特徴
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- 日本における中小零細企業から中堅企業(非上場企業全体)までと広範な評価対象範囲をカバーしています。
- データは、60行以上の金融機関の中小・中堅企業の取引先の財務データおよびデフォルト情報を収集しており、その精度の高さを担保しております。
- 中小企業クレジットモデルでは、対象業種の特性を踏まえることで予想精度を上げるため、業種別に7つのモデル(建設業、卸売業、不動産業、小売・飲食業、その他サービス業、製造業、その他の7業種)をご用意しております。
- モデルのアウトプットは定量的な信用リスク管理において最も使いやすいデフォルト確率(倒産確率)を直接算出するものとなっております。
- 企業評価の際に、モデルは業種別をお選び頂きますが、業種全体の共通尺度となるデフォルト率(倒産確率)を算出して、企業偏差値を求め、企業を相対的に評価する(ランク付けする)ことができます。
- モデルの精度検証を毎年行っており、必要と判断された場合はモデルの再構築を行います。
- S&Pのこれまでの信用リスク管理の経験を生かしつつ、開発および製品出荷はすべて日本国内で行っております。
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<入力項目>
・評価算出するために必要な入力項目は、対象となる企業の2期分の一般的な決算財務データのみです。
<出力項目>
・各企業のデフォルト確率(倒産確率)
・実際の与信判断等に利用できる参考情報となる全国の中小企業を母集団とした企業偏差値および20段階に分けられた信用ランク
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モデルの精度検証
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モデルの精度を確保するために最も大切な作業(精度検証とリトレーニング)をサービス開始以来行って参りました。
■モデルの精度検証の必要性
2003年4月の中小企業モデルのご提供開始以来、モデルの精度を確認するために、算出した倒産確率と実際の数値とを比較検証(バックテスティングと呼んでいます。)を行っております。 これまで毎年行っているバックテスティングは、モデルの精度維持に不可欠な検証作業で、その精度確認の詳細な結果はユーザへ報告させて頂いております。
(ご参考までに、「中小企業クレジット・モデル」2007年度検証サマリーをご覧下さい。)
■モデルの再構築(リトレーニング)の必要性の判断
更に、バックテスティングの結果から判断して、必要と認められるときは、モデルを再構築することによって、実態に近づけさせる作業(リトレーニングと呼んでいます。)を行っています。それがモデル自体のバージョンアップ(※)となります。
お客様の信用リスク管理の重要性とその精度の確保の必要性を充分認識した上で、弊社では、このようなきめ細かい対応を行うことで、モデルの信頼性を勝ち得ております。
(※)バージョンアップには、ここでご説明したモデル自体のアップグレードとシステム上のアップグレードがあります。今回のアップグレードは、その両者のアップグレードを意味しています。
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