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日本SME格付け

日本SME格付け


日本SME格付けとは

SME(Small & Medium Sized Enterprise)格付けは、グローバルに格付け業務を展開するスタンダード&プアーズと中堅・中小企業データベースを運用する日本リスク・データ・バンク(RDB: http://www.riskdatabank.co.jp) が共同開発した、中堅・中小企業を対象とする信用格付けです。RDBが保有する膨大な量のデータと、スタンダード&プアーズが長年にわたって培ってきた技術を融合させ開発されました。

従来の格付けと異なった新しい格付け体系

SME格付けは、売上高が10億円から100億円の日本の中小・中堅企業群のなかでの相対的な信用力を表すものです。通常の格付けはグローバルに比較可能な格付けスケール(大文字の「AAA」から「D」)となっていますが、これを中小企業にそのまま適用すると、概して格付けが低めの水準に集中して中小企業間の信用格差が現れにくくなってしまいます。そこで通常の格付けと峻別するために「aaa」から「ccc」の7段階からなる新しい格付け体系を利用することにしています。

aaa

日本の中小企業間の比較において、債務を履行する能力は極めて高い。スタンダード&プアーズが付与する日本SME格付けのなかで最上位の格付け。

aa

日本の中小企業間の比較において、債務を履行する能力は非常に高く、最上位の格付け(aaa)との差は小さい。

a 日本の中小企業間の比較において、債務を履行する能力は高いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境や経済状況の悪化からやや影響を受けやすい。
bbb

日本の中小企業間の比較において、債務を履行する能力は適切であるが、事業環境や経済状況の悪化によって債務履行能力が低下する可能性がより高い。

bb

日本の中小企業間の比較において、債務を履行する能力がやや脆弱である。事業環境、財務状況、または経済状況の悪化に対して大きな不確実性、脆弱性を有しており、状況によっては債務を期日通りに履行する能力が不十分となる可能性がある。

b

日本の中小企業間の比較において、債務を履行する能力が脆弱である。事業環境、財務状況、または経済状況が悪化した場合には、債務を履行する能力や意思が損なわれやすい。

ccc 日本の中小企業間の比較において、現時点で脆弱であり、その債務の履行は、良好な事業環境、財務状況、および経済状況に依存している。事業環境、財務状況、または経済状況が悪化した場合には、債務を履行できない可能性が高い。

SME格付け定義についての詳細はこちらから

財務モデルを活用した格付け

SME格付けは、財務モデルを利用した格付けであり、従来からの格付けとは異なって、 アナリストが格付けのプロセスに関与 しません。SME格付けに利用される財務モデルは、RDBが銀行などから収集した中小企業に関する膨大なデータをベースに、スタンダード&プアーズの格付けのノウハウを融合させて開発されたものです。

アナリストによる恒常的なモニタリングも行なわないので、期中、信用力の変化に伴って、格付けが変更されるいうことはありません。*

*ただし、デフォルト事象が明らかになったことに伴い、格付けが取り下げられることはあります。

■■取得のメリット■

信用力の透明性の向上

SME格付けを取得することによって、企業経営にとって必要な資源「ヒト」、「モノ」、「カネ」をさまざまな面でメリットを享受することができます。

信用力の現状把握

SME格付けを取得されたお客様には、格付け記号に加えて、自社の信用力の現状を解説したリポートが提供されます。リポートにはSME格付け取得企業の分布、格付けを決定する際にキーとなる財務諸指標、上位・下位の格付け取得者との比較情報も含まれているので、経営者や財務担当者は相対的な自社の信用力の現状を把握することができます。