格付けは、様々な観点から区分できますが、一つの切り口として、「発行体格付け」と「債券格付け」という区分の仕方があります。発行体格付けは、債務者が債務を履行する総合的な能力(信用度)についての現時点でのスタンダード&プアーズの評価です。発行体格付けは、事業会社、金融機関等の私企業はもちろんのこと、国や政府系機関、地方公共団体等の公的機関、電力会社やガス会社等の公益事業法人、さらに学校や病院等の非営利団体に至る様々な経済主体を対象に付与されます。上記は、資金調達を考えていない人にとっても格付けは有効なツールですよというのがメッセージなんですが、、、発行体格付けは、格付け対象となる組織形態の違いなどの理由から、会社格付け(Corporate Credit Ratings)とか、カウンターパーティ格付け(Counter Party Ratings)とか異なった呼び方をする場合がありますが、概念的には、先に述べた発行体格付けの意味と変わるものではありません。